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ほとんどのコンクリート建造物は、日夜「雨」「紫外線照射」「排気ガス」等の複合的な影響を受け続けています。竣工後7年、8年と経過すれば、次第に表層より劣化が進んでいきます。このような劣化を放置することにより、建物各所からコンクリート片が「脱落」する極めて危険な状態に至ってしまいます。下のボタンをクリックするとムービーで分かり易くその過程がご覧頂けます。
これらの劣化は時間の経過や環境がもたらす、不可抗力的な産物です。また構造的劣化ばかりでなく仕上表層の「汚染」「遜色」により、美観は低下していく一方です。
この老朽化が避けて通れないものであるなら、大事な資産を永きにわたり保護、維持するための定期的な「治療」もまた必須項目であるといえます。そしてその「治療」こそがこの大規模改修工事なのです。
一般的には1回目の大規模改修工事は汚れてきた建物を新築時の状態に近づけて戻す事を目的とする『大規模な修繕』的な要素が多く見られます。
しかし、築20年を超えた2回目の大規模改修工事は、経年により建物の構造で弱点となる部分にクラック(ひび割れ)や浮きなどが多く見られますので躯体補修に主をおいた『大規模な補修』となります。
さらに、築30年を超えた3回目の大規模改修工事はアルミサッシや水道管など設備取替え・改良を含んだ『大規模な改良』と10年毎に行われる大規模な工事もそのコンセプトが変わっていきます。
今までは『水が漏れれば水道屋さん』、『壁が汚れればペンキ屋さん』等と場当たり的に修繕を依頼し全体の維持管理についてはあまり関心を持たれていない方が多く見受けられます。
“職人さんはプロだから”と思われていることが皆様の判断を惑わす大きな理由なのでしょうが、専門分野以外には各業種の職人さんはあまり詳しくないのが実情です。
したがって場当たり的に様々な職人さんに依頼すると、中にはやり易いように工事をしてしまい、結果、耐力壁や梁に孔を開けてしまったりと、建物が無残な姿になっていくことも容易に想像できます。それぞれの専門業者は、その分野では技術を発揮して施工できますが、建物全体を総合的に判断して施工している訳では無いという事です。
今後必要とされるトータルメンテナンスの考え方には、かかりつけのホームドクターのような末永いお付き合い、そして建物を総合的に判断した上でのご提案と施工、が必要不可欠なものであると言えるでしょう。
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